DeNAは9月18日、従業員が個人アカウントで差別ツイートを行ったとして、公式サイトで謝罪した。
同社は「当社従業員のSNS上における不適切表現に関するお詫び」というタイトルのコメントを発表。「当社従業員が、SNSの個人アカウントにて差別的な表現を行っていたことが明らかになった」としたうえで、「当事者の所属する企業として深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
さらに、「あらゆる差別についてこれを容認するものではない」として同社の規程などに基づいて対応するとしている。
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問題となった投稿は、Twitterの匿名の個人アカウントで、韓国や在日韓国人に関するもの。アカウントは現在は非公開となっている。
差別的な内容とともに、このアカウントで投稿されていた画像などからDeNAの社員ではないかと推測する声がネット上で上がっていた。
DeNAの広報担当者によると、18日時点で社内外から複数の情報提供があり、本人に確認したところ事実であると認めたために、当日中のお詫びの発表に至ったという。
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担当者は「たとえば、個人が心中に持っている思想を会社がどうこうするというのは議論があると思う」としたうえで、「会社には就業規則や社員としての行動規範がある。個人の匿名アカウントであっても、今回のように当社の社員であるという情報が差別的な表現とともに明らかになり、それが事実だと本人が認めた以上、会社として事実の公表と謝罪をしなくてはならないと判断した」と語った。