千葉を中心に激しい雨が降るおそれ。今夜、被害の拡大に警戒を

関東南部では、夜の遅い時間ほど降り方が強まる予想。特に千葉県では、夜遅くから16日(月)明け方にかけて降り方が強まり、激しい雨が降るおそれがあります。
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今日9月15日(日)9時、伊豆諸島の鳥島近海で熱帯低気圧が発生しました。この熱帯低気圧と秋雨前線が北上し、今夜から明日朝にかけて関東に接近する予想です。

台風15号の被害を受けている千葉県を中心に、深夜に激しい雨が降るおそれがあります。被害の拡大に警戒が必要です。

被災地では昼間のうちに対策を

今朝9時の実況天気図
今朝9時の実況天気図
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9時現在、この熱帯低気圧の中心気圧は1000hPaで、ゆっくりとした速さで北西に進んでいます。この先は進路を北東に変えて房総半島の東を北上し、東北地方の太平洋沖で前線と一体化し温帯低気圧に変わる予想です。

関東南部では、早いところでは今日昼過ぎから雨が降り始め、夜の遅い時間ほど降り方が強まる予想です。特に熱帯低気圧の進路に近い千葉県では、夜遅くから16日(月)明け方にかけて降り方が強まり、外房などで1時間に40mmを超える激しい雨が降るおそれがあります。

また熱帯低気圧の近傍では風も強く吹き、千葉県の外房や神奈川県の三浦半島、伊豆諸島などでは、瞬間的に20m/sを超える強い風が吹くおそれがあります。

先日の台風15号による被害で弱くなった家屋や樹木などに新たな被害が生じる危険性があります。困難な状況ではありますが、可能な限りの安全対策を行っておいてください。

復旧活動は早めに切り上げ、夜間は屋内の安全な場所で過ごすようにしてください。避難する場合は日中の明るい時間帯に済ますようにしてください。
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