ZOZO、前澤友作氏が退任 ヤフーの買収方針を受けて新社長が就任

前澤友作氏の退任をZOZOが正式発表。

ファッション通販サイト大手「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOは9月12日、同日付けで代表取締役社長の前澤友作氏が退任すると発表した。

新社長は同社取締役だった澤田宏太郎氏が昇格して就任した。同社は「退任は本人の意向で、最適な後任者に経営を託すため」としている。同日付けの取締役会で決議された。

発表によると、同日付けで同社とヤフーの間で資本業務提携契約を締結したという。ソフトバンク傘下のヤフーがTOB(株式公開買い付け)でZOZOを子会社化する方針。

前澤友作氏は、ZOZOとの契約関係はなくなる。一方で、ファウンダー(創業者)として、ZOZOは「今後も当社の一定のイベントには参加いたします」としている。12日に予定されている記者会見にも「ファウンダー」として参加する予定だという。

前澤氏は自身のツイートで「僕自身は新たな道へ進みます」としている。

先ほど適時開示しましたが、ヤフーさんとZOZOは資本業務提携することとなりました。また、このタイミングで僕は代表取締役を辞任し、新社長に今後のZOZOを託し、僕自身は新たな道へ進みます。詳しくは本日17:30からの記者会見でお話しさせてください。

— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) September 11, 2019

注目記事