7月の参院選で初当選した新顔議員が8月1日、初めて国会に登院した。この日招集された第199回臨時国会は、議長・副議長の選出など院の構成を決めるにとどめて法案などの審議はせず、5日に閉会する。
同性愛を公表しているオープンリーゲイとして、初めて参院選で当選した立憲民主党の石川大我氏(45)は、性の多様性を示す6色で彩られたレインボーフラッグを片手に国会前へ現れた。
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衆院議員で、国内では初めて同性愛を公表して国会議員となった尾辻かな子氏(44)とともに国会正門前で待っていた支援者らと記念撮影した。
石川氏は「やっとこの日を迎えることができました。全国の皆さんにいただいた『同性婚YES』の声を、虹色の1議席を、国会で生かしていきたいと思います」と意気込みを述べた。
尾辻さんは「衆院に私、参院に石川さん、両院にオープンな同性愛者がいるということは、政策を進められる上で大きな力になると思います」と語り、「これは1歩ですから。一緒に歩んでいきましょう」と石川氏と握手を交わした。