お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが6月30日、レギュラーを務める「ワイドナショー」(フジテレビ系列)に出演し、吉本興業の後輩芸人らが謹慎処分を受けた闇営業問題について言及した。
3週間前、宮迫博之さんと直接電話をした際、金銭を受け取っていないと嘘の報告を受けていたことを明かした。
番組で松本さんは「(闇営業問題についての)映像や写真も見ましたし、これで一切お金が出ていないとは俺は思わない」と宮迫さんに話していたという。
宮迫さんから嘘をつかれていたことに、「寂しい」と自身の心情を吐露していた。
また、「一応、僕も、松本さんはないですよね?とは言われました」と、吉本興業側から自身も闇営業について確認を受けたことも明らかにした。
番組内での松本さんの主なやりとりは、以下の通り。
3週間前に(宮迫さんに)直接電話しました。
「お前それ(その言い訳)無理やで?世間がそれを誰も信じないよ」と。
そこで嘘をついちゃったら、何もかも嘘やと思われるよと言いました。
で、彼も「はいはい」とは言ってたんですけど、どこか芯ではわかっていなかったのかな。
(その後)俺は会社(吉本興業)にも連絡をして、とにかく全員の芸人の話を聞いてあげてくれと...。(中略)ただ、段々やってるうちに、悲しくなってくるというか、俺がやってることって後輩を追い込んでるのかな?みたいに思って…老害扱いされんちゃうかなと思って、途中で(介入するのは)辞めたんよ。
もう後は(会社に対応は)任すと。
嘘をついてしまったことで反感は買いますよね。俺が宮迫だったらどうするかなって考えますけどね...俺はあいつのことを思って、だいぶ説得したんですけど、分かってもらえてなかったんで寂しいですよね。
宮迫、亮に関してはある程度(処分は)しょうがないなと思うんですけど、他の子達(他に謹慎処分を受けた芸人)はね…ちょっと大丈夫かなぁって思うんですよね。
怒られるかもしれないですけど、俺主催で「闇営業寄席」って作ったろかなと思うんですよ。闇営業した奴らを集めてね(笑)