6月28日から開催されるG20サミットを前に、開催地の大阪では、街から車が消える事態が起きている。
各国の要人警護のため、大阪府警がサミット期間中、阪神高速を中心に大規模な交通規制を敷いているからだ。
車が消えた高速の動画がネット上で話題になっている。
投稿者によると、動画は27日午前7時15分に撮影されたもの。大阪市西区の友人宅から撮影したという。
動画では、一般の車両が全くない高速上を、警備中とみられる白バイ2台が爽快に走り去っている。少し遅れて、1台のパトカーも通り過ぎる。数百メートルの直線には、他の一般車両は全く見当たらない。
「全く車が走っていないという地味やけどなかなか見られへん光景。たまに走ってるパトカーとか白バイがめちゃくちゃ気持ち良さそう笑」と感想をつづっている。
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投稿者によると、付近はジャンクションとの合流地点ということもあり、「普段は夜中でない限り常に車が交通しており、合流のところはいつも渋滞しております」。
G20を明日に控えた今の大阪の街については、ハフポスト日本版に次のように語っている。
「大阪の街はどこに行っても警官がいてます! 検問などは今の所みてないです!」
大阪府警は、サミット前日の6月27日から30日まで、早朝から深夜にかけて大規模な交通規制を実施している。
27日は午前6時に始まり、午後10時ごろに解除される見込み。
産経新聞によると、大阪府内ではこの他、阪神高速封鎖により生活道路に車両が流れ込むことで、通学の安全が保てないとして、27日、28日に広範囲の小中高校や幼稚園で休校となっている。