ブロードウェイの大人気ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』が、2019年11月から上演されることが決まり、主演キャストの1人を声優の宮野真守さんが務めることが分かった。公式サイトが、6月26日発表した。
同公演は2019年11月から約7カ月の長期公演となるため、3つのシーズンに分けられ、それぞれで異なるキャストが登場する。主要キャストは、Wキャストとなっている。
2019年11月から2020年1月まで上演されるSeason1では、トニー役を宮野真守と蒼井翔太、マリア役を北乃きい・笹本玲奈、アニータ役を樋口麻美・三森すずこ、リフ役を小野田龍之介・上山竜治、ベルナルド役を中河内雅貴・水田航生が務める。
今回の公演は、360度回転する円形の客席と、その周りを舞台とスクリーンが取り囲む形で実施される、世界初の試みとなる。
『ウエスト・サイド・ストーリー』は、1957年に初演されて以来、世界中で愛されているブロードウェイを代表するミュージカル。1961年には映画化された。
物語は1950年代後半のニューヨーク。マンハッタンのウエストサイドを舞台に、敵対する2つのギャング団とその関係性の中で育まれるトニーとマリアの禁断の恋や悲劇が描かれる。
声優界で絶大な人気を誇る宮野さんは、今回の公演がミュージカル初主演。初めての挑戦に向け、ファンに向けてコメントを寄せた。
宮野さんのコメントは、以下の通り。
今回、IHIステージアラウンド東京で”世界初演”として上演する ということで、非常にありがたい機会をいただいたと思っています。
僕はミュージカル初主演になりますし、ブロードウェイ・ミュージカルも初なので、いろんな”初”が目白押しなんです。
プレッシャーも大きいですが、ここに居させていただける喜びを感じつつ、仲間と切磋琢磨していきたいです。
僕はあのステージ(*2017〜18年に劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月《下弦の月》をIHIステージアラウンド東京で上演)の経験者ですが、初めてあそこに立ったときに「ある意味今までの経験が参考にならないってこういうことなのかな」と感じたんです(笑)
それぐらい画期的で、まさにエンターテインメントの最先端を行っているステージです。
あの劇場だからこそできることがたくさんあるので、出演者も観客のみなさんも今までに見たことのない経験ができると思います。
僕にとっても大きな大きなチャレンジになります。ぜひ応援してください!
ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season1は、2019年11月6日から2020年1月13日まで、IHIステージアラウンド東京で上演される。