ハンガリーの首都・ブダペストを流れるドナウ川で5月29日、遊覧船とクルーズ船が衝突し、沈没した。
この事故により韓国人7人が死亡し、19人が行方不明となっている。聯合ニュースなどの海外メディアが、30日に報じた。
遊覧船には韓国人の団体観光客33人とハンガリー人の乗組員2人が乗船しており、韓国人7人は救助されたが、依然として救助活動が行われているという。
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共同通信は、在ハンガリーの日本大使館には、日本人が事故に巻き込まれたとの情報は入っていないとした上で「国会議事堂付近の水上で別の船と衝突した」とする目撃者の証言を報じた。
当時、事故現場周辺では雨や風が強い上に、川の流れもあることから、捜索活動が難航しているという。
ドナウ川とは? 夜のクルーズ船観光が人気の世界遺産。日本人向けにもツアーが存在
事故が起きたドナウ川が流れる周辺一帯は、『ブダペストのドナウ河岸とブタ城地区及びアンドラーシ通り』として1987年に世界文化遺産に登録された(2002年に範囲拡大)。
1849年にドナウ川に架けられた「くさり橋」は観光スポットとなっており、昼間はもちろん、夜の時間帯は、夜景を船の上から望むクルーズツアーが人気だ。
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日本でも多くの観光会社がツアーを企画している。