火災で少女救った男子高生のニュースに絶賛も「称賛しすぎちゃうと、、、」小島瑠璃子は違和感をツイート

「専門の知識が無い人が火事の現場に介入しちゃダメだと思うんです」と考えを綴った

先月4月30日に埼玉県越谷市で発生した住宅火災で17歳の男子高校生が16歳の少女を救出した。ネット上ではその勇気ある行動に賞賛が相次ぎ、埼玉県の越谷市消防本部は、同高校生の表彰を検討している。

しかし、この相次ぐ賞賛への違和感を感じた人がいる。タレントの小島瑠璃子さんだ。小島さんは5月14日、ツイッターを更新し「私達が賞賛しすぎちゃうと、、、と思う」と綴った。

「第42回ホリプロタレントスカウトキャラバン決選大会」で司会を務める、タレントの小島瑠璃子さん
「第42回ホリプロタレントスカウトキャラバン決選大会」で司会を務める、タレントの小島瑠璃子さん
時事通信社

高校生が火事から女の子を助けたっていうニュース、とっても勇敢で素晴らしいと思うんだけれど本当は専門の知識が無い人が火事の現場に介入しちゃダメだと思うんです。助けたこと自体は1人の命が救われてるから喜ばしいんだけど、私達が賞賛しすぎちゃうと、、、と思う。

— 小島瑠璃子 (@ruriko_kojima) May 14, 2019

投稿で小島さんは、「高校生が火事から女の子を助けたっていうニュース、とっても勇敢で素晴らしいと思うんだけれど」とした上で、「本当は専門の知識が無い人が火事の現場に介入しちゃダメだと思うんです」と持論を展開。

「助けたこと自体は1人の命が救われてるから喜ばしいんだけど、私達が賞賛しすぎちゃうと、、、と思う」と、賞賛しすぎる事へのためらいを綴った。

小島さんのこのツイートに返信する形で、様々な意見が寄せられた。

男子高校生の勇気ある行動を賞賛した上で、「万が一 二次災害になる危険性がある行動なだけに手放しで賞賛は出来ないのが本音かな」、「もしこの高校生が無事に助けることができなかったらその後消防隊の方の救助がより困難になってしまう可能性だってありますし難しいです」など、2次災害についての懸念も綴られた。

投稿の中には、「どれだけ危険かも報道すべきだった」と報道のあり方にも言及する投稿もあった。

注目記事