5月9日午前10時、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの抽選申し込み受付がスタートした。
午前10時過ぎに公式サイトのページがオープンすると、アクセスが殺到して繋がりにくい状態に。9日午後2時半現在では、1時間以上の待ち時間が発生している。
焦る気持ちは分かるが、抽選チケットは先着順ではない。申し込みはまだ間に合う。5月28日までに申し込めば、抽選対象になるので、焦らずチャレンジしよう。
購入方法は次の通り。
①事前にIDを登録しよう
まず、公式サイトから「TOKYO 2020 ID」を作成します。
メールアドレスや氏名、連絡先などを記入していきます。
②観戦スケジュールを立てよう
史上最多の33競技、339種目が登場する東京オリンピック。観たい競技や日程を調べ、観戦スケジュールを立てておきましょう。
席種はA〜Eの最大5種類。予選か決勝か、観戦する試合によっても値段が異なります。
座席図とチケットの値段を調べたい場合はこちら。
競技スケジュールとチケットの値段を調べたい場合はこちら。
③抽選チケットに申し込もう
まずは抽選チケットの販売サイトへ。販売サイトの「チケット購入」をクリックします。
次に、日程や会場、競技からセッション(チケットを販売する単位のこと)を選択します。
座席図を参考に、席種と枚数を選びましょう。
1つのセッションで申し込める枚数の上限は、セッションごとに異なる。上限枚数は2〜8枚の間で設定されています。
④購入はVISAか現金決済
一つのIDにつき、当選枚数は最大30枚まで。
当選したチケットの中から一部だけを選択して購入することはできません。当選したチケットはすべて購入することになるため、計画的に申し込みましょう。
支払いに使用できるのはVISAかコンビニの現金決済のみ。
当選者は7月2日までに支払いを済ませる。代金を支払わないと、パラリンピックのチケット抽選で優先順位が下がるなどのペナルティーが生じるので、注意が必要です。
当選チャンスを広げるには?
次の2つのサービスを上手に利用すれば、当選チャンスが広がるかも…?
カスケードサービス
希望の席種が落選した場合、一つ下の席種の抽選に自動で参加することができる。(一つ下の座席が販売定数に達していない場合)
第2希望選択サービス
抽選チケット申し込み時に、第2希望を申し込んでおくと、第一希望のセッションに落選しても第2希望のセッションの抽選に自動で参加できます。
当選したチケット、もし都合が悪くなってしまったら?
チケット購入後、行けなくなった場合は、「公式リセールサービス」で定価で転売できます。リセールサービスは2020年春以降に公開される予定です。
無断転売は厳禁。2019年6月には、チケットの不正転売を禁止する法律も施行されます。チケット券面上に購入者の氏名が記載され、会場で本人確認する場合もあるので、高額転売サイトなどを利用したチケットの取引は絶対にやめましょう。
抽選チケットの申し込みの締め切りは5月28日。抽選結果の通知は6月20日で、結果は公式サイト内の「マイチケット」で確認できます。
締め切り直前は再びアクセスが集中することが予想されるので、申し込みは計画的に!