5月7日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の準決勝セカンドレグで、リヴァプールがバルセロナに4-0で勝利した。ファーストレグを含めた2試合の合計は2試合の合計は4−3となり、ファーストレグの3点差を逆転して、主力不在のリヴァプールが奇跡の決勝進出を決めた。
試合は、リヴァプールのホーム・アンフィールドの大声援を受け、前半7分にFWディボック・オリギが先制した。
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後半9分には右SBのアレクサンダー・アーノルドのクロスをワイナルドゥムが拾って2点目。さらに、2分後の後半11分にもワイナルドゥムがヘディングシュートで3−0とし、2試合合計を3-3に。
さらに、後半34分には、アーノルドがバルセロナのDFセルジ・ロベルトにボールを当ててコーナーキックを獲得。リヴァプールの別の選手が歩いてスポットに向かい、試合全体の緊張感が緩んだ一瞬の隙をつき、ボールをセットしたアーノルドがクイックリスタート。このクロスをオリギが決めて4-0と2試合合計を逆転した。
モハメド・サラーとロベルト・フィルミーノなど主力選手の欠場もあり、リヴァプールの決勝進出は「限りなく厳しい」と見られていた。このため、大逆転劇はSNSや一部のメディアで「アンフィールドの奇跡」と呼ばれている。
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一方、バルセロナは昨シーズンもローマとの準々決勝でファーストレグの3点差をセカンドレグで逆転されている。2年続けて敵地での悲劇に見舞われるかたちとなった。
決勝戦は6月1日、トッテナム(イングランド)とアヤックス(オランダ)の勝者と対戦する。
トッテナムとアヤックスの準決勝は5月9日午前4時(日本時間)にキックオフする。