2018年に人気を呼んだ劇場版「名探偵コナン ゼロの執行人」が4月26日午後9時から、「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系)でテレビ初放送される。
それだけでも胸躍るファンが続出しているが、映画とは一味違った楽しみ方もある。
声優の置鮎龍太郎さんが自身のTwitterで、この映画の副音声を務めることを発表したのだ。
アイパートナーは、目が不自由な人のための解説を指す。音声だけで状況を把握できるような仕組みのことだ。
置鮎さんといえば、「ゼロの執行人」のメインキャラクターで公安警察、私立探偵、そして黒ずくめの組織というトリプルフェイスを持つ安室透こと降谷零(ふるや・れい)の因縁の相手である沖矢昴(おきや・すばる)の声を務めている。
Twitterでは早くも「沖矢昴が副音声担当するの面白すぎて椅子からひっくり返った」「どうなっちゃうの~⁉」と期待と混乱の声が続出している。
そう、沖矢昴は「黒の組織」を追うFBI捜査官、赤井秀一の世を偲ぶ仮の姿。沖矢は表向きは27歳の大学院生だが、安室は沖矢の真の姿を暴こうと機をうかがっていた。
安室は幼馴染で公安から同じく黒の組織に潜入していた「スコッチ」を自殺に追いやったのが赤井だと誤認し、執念を燃やしている。
一方の赤井(沖矢)も、潜入捜査で黒の組織に所属したときから「敵に回したくない男」として安室を意識していた。
置鮎さんが副音声を務めるとなると、ファンの脳内では沖矢が愛飲するバーボンを片手にテレビ画面に語りかけている様子が目に浮かんでしまうだろう。
通常の録画では副音声は残らないからあきらめよう、と思いきや!そんな無粋な真似は出来ませんよ…
映画は映画で、主音声のまま楽しみたい。でも、副音声も聞きたい。そして副音声も手元に残しておきたい。
実は、デフォルトの録画設定では副音声を録音することはできない。あとで見ようとして失敗し、絶望することがないよう、副音声の録音方法を知っておいてほしい。
まず、録画せずに聞くだけであったらリモコンの「音声切替」ボタンで、「主音声+副音声」や「音声1(主音声)」「音声2(副音声)」と切り替えればOKだ。
さて、副音声も主音声もちゃんと録画するにはどうすればいいか。答えはシンプルで、録画モードで「DR(ダイレクトレコーディング)」を選べばいい。
その方法を説明する。
①まず録画予約の画面に行く。番組表で撮りたい番組をチョイス。
②番組をクリック。録画予約画面に進む。かんたん録画モードでは副音声が入らない機種もある!
録画予約画面に進む際は、「かんたん録画」ではなく、「詳細録画」や「録画予約の設定」などのコマンドに進む。
③詳細予約の画面に進んだら、「録画モード」の設定を見る。ここを【DR】にセットすればOK
録画画面に進んだら、まず「録画モード」を探す。カーソルを合わせて、モードを「DR(ダイレクトレコーディング)」にセットすれば、音声を両方とも録画しておいてくれる。
このモードは、デジタル放送をデジタル信号のままハードディスクに録画してくれる。そのため、ハイビジョン画質も音声も、そのままの状態で記録する。
テレビで見ているときと同じように、再生時に主音声か副音声かを選ぶこともできる。
ただ、これはかなりデータ量が大きくなってしまうので、ハードディスクの容量が少なくなっていた場合、容量が足りなくなって録画が切れてしまう可能性もある。
録画前にハードディスクを空けておくと安全だろう。
もし録画の方法やリモコンのボタンが分からない場合は、レコーダーの取扱説明書を読むといいかもしれない。
各メーカーの取扱説明書はこちらから。