おなじみの即席麺「日清カップヌードル カレー」と、ロッテが販売する人気アイス「雪見だいふく」。この2つを使って作ったオリジナルメニューが誕生した。
その名も「雪見カレーヌードル」。
年間4000種類以上のアイスやソフトクリーム、ジェラートを食べ歩くという現役大学生でアイスジャーナリストのシズリーナさんが考案。シズリーナさんが「女子SPA!」に寄稿した記事は3000件以上リツイートされ、異色のコラボに“戸惑い“の声が寄せられた。
シズリーナさんのTwitterには、その作り方が解説されている。
カレー味のヌードルとアイスクリームという相反する2つの競演。果たしてどんな味がするのだろうか?ハフポスト日本版は、シズリーナさんが示した作り方に従って実際に作って食べてみた。
用意するのは「日清 カップヌードル カレー」と「雪見だいふく」のみ。
雪見だいふくは1袋に2つのアイスが入っているが、そのうちの1つを使用する。まずはカップヌードルの蓋を開け、雪見だいふくを1つ真ん中にのせる。
アイスをのせたら、その上から熱湯を注ぐ。
「お湯の量は、カップの内側の線から5ミリ下回る程度にしてください」というシズリーナさんのアドバイスの通りに注いだ。
通常のカップヌードルを食べる時と同じように待つこと3分...。
蓋を開けると、上にのせた雪見だいふくは、まるで温泉玉子になったかのようにトロトロした感じになった。
その後、”下の方から”よくかき混ぜて、雪見だいふくに麺をよく絡ませていく。
全体をよくかき混ぜたら出来上がり。いよいよ実食だ。
食べてみると、最初に感じたのはまろやかな甘み。想像以上の上品な甘さに驚いた。
雪見だいふくのミルクアイスがカレーのスープにいい具合に溶け出して、カレーの辛さをほどよく打ち消しており、味わい深いコクが出た。
雪見だいふくの皮が完全に溶けずにやや残っている部分もあり、もちもちとした食感も麺とともに楽しめた。
通常のカレーヌードルではスープはやや残してしまう筆者だが、この「雪見カレーヌードル」はあっという間にスープまで完食してしまった。
編集部でも、「甘くて美味しい」「やみつきになりそう」という声が上がった。
考案者のシズリーナさんにオリジナルヌードルが誕生の経緯を取材したところ、「自らが知覚過敏で、猫舌だったことからそれでも美味しく食べられるものを追求する中で生まれた」という。
「しょうゆ、シーフード、チリトマトなど他の味でも試してみたが、カップヌードルの中でも麺が一番太いカレー味が、雪見だいふくとの相性が良かった」と語った。