流暢な喋りはもちろんのこと、途中で噛むこともない━━。
中国国営メディアの新華社は3月3日、同社とポータルサイトなどを運営する捜狗が共同で開発し、中国でAIの技術を使った合成女性アナウンサーが誕生したと発表した。
AI合成による「女性」のアナウンサーの誕生は世界初だという。他の現地メディアもこのニュースを相次いで報じた。
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新華社によると、このAI合成女性アナウンサーは新小萌(シン・シャオモン)という名で、声と容姿は同社の屈萌(チー・モン)アナウンサーをモデルに制作されたという。
3月5日に開幕する、第13期全国人民代表大会(全人代)第2回会議で登場する。
中国の動画サイトでは、AI合成女性アナウンサーが自己紹介している様子がアップされている。
AI合成女性アナウンサー・新小萌による自己紹介は、以下の通り。
◇ ◇ ◇
皆さん、こんにちは。
新華社へようこそ。
新華社と捜狗に育て上げられた世界初のAI合成女性アナウンサーです。
新小萌と申します。
私の声と姿は新華社ニューメディアセンターの屈萌(Qu Meng)アナウンサーをモデルに合成されたものです。
今年の両会(全人代、政協)の期間中にお目にかかります。
◇ ◇ ◇
新華社通信は2018年11月7日、人工知能(AI)の技術を使った男性アナウンサーをお披露目していた。