ミュージカル『忍たま乱太郎』六年生キャスト参上 新弾は運動会テーマで「大暴れしたい!」
人気アニメ『忍たま乱太郎』のミュージカル『「忍たま乱太郎」第10弾~これぞ忍者の大運動会だ!~』の制作発表会が20日、都内で行われた。出演する六年生キャストの湯本健一、渡辺和貴、新井雄也、木村優良、秋沢健太朗、反橋宗一郎が登壇。「忍者はガッツ!」の楽曲が披露され、会場に駆けつけたファン200人を盛り上げながら、5月の公演に向けて意気込んだ。
アニメ『忍たま乱太郎』をミュージカル化した同シリーズは、2010年1月の初演から数えて10年目を迎えて、これまでに354回公演、累計動員数は27万人を突破している。“忍ミュ”の愛称で親しまれており、10弾という区切りとして新元号初月の公演を行う。
アニメは一年生の乱太郎たちが主役だが、ミュージカルでは五年生や六年生など上級生にもスポット。今回のストーリーは学園長の突然の思いつきで忍術学園大運動会が開催することになり、一年生、四年生、五年生、六年生のほか、しばらく舞台に登場していなかった“くの一”や敵役のドクタケの乱入、新たな敵も登場する。
5月の公演に向けて七松小平太役の木村は「大運動会ということで、文字通り大暴れしたいと思います!」と気合十分。一方、食満留三郎役の秋沢は新元号初月の公演ということで「平成最後に第10弾の制作発表をできたこともうれしいのですが、元(がん)号も変わって色んな節目の中で…」と緊張して言い間違え、善法寺伊作役の反橋から「元(げん)号ね」と指摘され照れていた。
長く続いてきた同シリーズについて反橋は「僕が一番大切にしていることは、『忍たまファミリー』という言葉。毎年厚みが増す言葉で、お客さんと一体となったファミリーの感じはほかの舞台作品にも負けないと思っています」と魅力を伝えた。
東京公演は東京ドームシティシアターGロッソで5月10日~26日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールで5月31日~6月2日、愛知公演は春日井市民会館で6月8日~9日まで開催。出演キャストやチケットの販売情報などは、公式サイトを参照。
【関連記事】