正社員勤務を希望する女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』上で、「仕事の悩み」をテーマにアンケートを実施、女性264名から回答を得ました。以下、結果をご報告いたします。
■調査結果 概要
★ 97%の女性が「仕事の悩みがある」と回答。悩みトップ3は、「給与」「上司・同僚との人間関係」「雇用の不安定さ」。
★ 悩みの解決方法として、友人に相談する方が多数。
■調査結果 詳細
1:97%の女性が「仕事の悩みがある」と回答。悩みトップ3は、「給与」「上司・同僚との人間関係」「雇用の不安定さ」。(図1、図2)
「仕事をしている中で悩みはありますか?」と伺ったところ、97%が「ある」と回答しました。具体的な悩みを伺うと、第1位は「給料が低い」(26%)でした。理由を伺うと、「総合職と同じ内容の仕事をしても、一般職だと、給料が全く違う」(25歳)、「任されている仕事量や責任に対して、給料が低いと感じる」(32歳)という声が寄せられました。
第2位は「上司・同僚との人間関係」でした。理由を伺うと、「社歴が長い人の態度が横柄。仕事も手伝わされ、なかなか帰れない」(24歳)、「転職したばかりなので、まだ馴染めず、気の合う同僚がいない」(36歳)という声が挙がりました。
第3位は「雇用が安定しない」(8%)でした。理由を伺うと、「派遣社員なので、いつ雇用を切られてしまうかわからず、不安」(26歳)、「現在、契約社員で働いており、正社員を目指して転職活動をしようと思う反面、仕事をしながらだと、なかなか動きだせない」(36歳)という声が寄せられました。
年代別に見ると、20代は「上司との人間関係」(16%)、30代は「同僚との人間関係」(14%)、「仕事にやりがいがない」(9%)、40代は「今後のキャリアプラン」(14%)が他の年代よりも目立ちました。
【図1】仕事をしている中で悩みはありますか?
【図2】最も悩むのはどのようなことですか?(単一回答)
2:悩みの解決方法として、友人に相談する方が多数。(図3、図4)
悩んだ時に解決する自分なりの方法を伺うと、「相談をする」(36%)が最多でした。一方、「悩みを解決する方法がない」と回答する方も34%います。悩みの解決方法を「相談をする」と回答した方に相談相手を伺ったところ、66%が「友人」でした。次いで「家族」(51%)、「同僚」(44%)が続きます。仕事の悩みを解決できたエピソードも紹介します。
【図3】悩んだ時に解決する自分なりの方法を教えてください。(複数回答可)
【図4】悩んだ時に「相談をする」と回答した方に伺います。誰に相談しますか?(複数回答可)
仕事の悩みを解決できたエピソード
・同じく女性の上司に相談して、モヤモヤを溜めずに吐き出した。会社の体制などはなかなか変わらないが、ストレスの軽減になった。(27歳)
・やりたいことより、やりたくないことを明確にして物事を決める。そして自分がどうなっていたいのか、プランを具体的にねる。(28歳)
・出来ないことは出来ない!と割り切る。その上で、代わりにできることを探す。やり方を工夫する意識があると、仕事にも前向きに取り組めて、悩みもなくなる。(30歳)
・悩んだときは一度冷静になり、自分が成長するための試練だと思うようにしている。すると、あまりクヨクヨせず、目の前のことに取り組めるようになった。(32歳)
・インターネットで検索をすると、自分の悩みと似た記事や買い込みがあり、参考になる。(39歳)
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「エンウィメンズワーク」 を利用するユーザー
■有効回答数:女性264名
■調査期間:2018年10月18日~11月14日
【関連記事】
- 「ワークライフバランス」満足度調査 昨年に比べ、満足度が9ポイント上昇。満足度がもっとも高い雇用形態、第1位は「契約社員」、最下位は「フリーランス」。 | エン・ジャパン(en-japan)
- 転職コンサルタント100人に聞いた!「経営者(CxO)求人」実態調査6割が「経営者求人は今後も増える」と予測。―『ミドルの転職』コンサルタントアンケート― | エン・ジャパン(en-japan)
- 1万人が回答!「ダイバーシティ」意識調査 7割が「ダイバーシティの意味を知らない」と回答。職場のダイバーシティ促進に必要なことは、「採用の促進」「トップのコミットメント」「公正な評価制度」。―『エン転職』ユーザーアンケート調査 結果発表― | エン・ジャパン(en-japan)
- ミドルに聞く「定年延長」意識調査 高年齢者雇用安定法の改正が検討される中、「定年延長」に8割が賛成。―「ミドルの転職」ユーザーアンケート集計結果― | エン・ジャパン(en-japan)
- 「紹介予定派遣」意識調査紹介予定派遣の認知度は85%、昨年より8ポイントアップ。 実際に紹介予定派遣で働いたことがある人は1割程度に留まる。―『 エンウィメンズワーク 』ユーザーアンケート集計結果― | エン・ジャパン(en-japan)
【関連リンク】