俳優・斎藤洋介さん、69歳で死去。"名脇役"として「龍馬伝」など数多くの作品に出演

約2ヶ月前に咽頭がんが見つかったが、来年の仕事復帰を目指し準備を進めていたという。
斎藤洋介さん=2016年撮影
斎藤洋介さん=2016年撮影
時事通信社

斎藤洋介さん死去 69歳 名脇役として数多くの作品に出演

俳優の斎藤洋介さんが、19日に亡くなっていたことが20日、分かった。69歳。所属事務所によると、通夜・告別式は、家族葬で執り行うという。

 斎藤さんは19日夕、都内の自宅で妻と夕食をとった後に体調不良を訴えたという。緊急搬送され、その後、死亡が確認された。死因は明らかになっていない。

 約2ヶ月前に咽頭がんが見つかり、切除する手術を受けていた。約1週間前からは術後の再発を防ぐための放射線治療を始めていた。所属事務所の関係者が18日に斎藤さんと電話で話した際は特に変わった様子はなく、来年の仕事復帰を目指し、準備を進めていたという。

 斎藤さんは1951年7月11日生まれ。名古屋市出身。80年のドラマ『1年B組新八先生』(TBS系)で初レギュラーを務め、同年には映画『ヒポクラテスたち』に出演した。その後も、大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)、『新ナニワ金融道』(フジテレビ系)など多くの作品に出演し、名脇役として知られていた。

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