台風15号(ファクサイ)発生。本州に接近・上陸のおそれ

台風15号は猛烈に発達することはない予想だが、直撃した場合は暴風雨が見込まれている。

9月5日(木)15時、南鳥島近海で発達中の熱帯低気圧が台風15号(ファクサイ)になりました。

▼台風15号 9月5日(木)15時
 存在地域   南鳥島近海
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北西 20 km/h
 中心気圧   1002 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s


小笠原諸島は荒れた天気に警戒

台風15号はこの先も西進しながらゆっくりと北上し、9月7日(土)頃に小笠原諸島に近づく可能性があります。

台風の進路に近い地域では、暴風や大雨、高波に警戒してください。


その後は本州に近づく予想 関東~近畿で荒天も

台風15号はそのまま北西進し、9月8日(日)から9日(月)頃にかけて本州に接近し、上陸する可能性があります。

世界各国の気象機関が計算したシミュレーション結果を比較すると、北西に進んで本州の南へ向かい、東海の沖から北上に転ずる傾向で揃っています。

台風15号は猛烈に発達することは無い予想ですが、直撃した場合は暴風や激しい雨となることが見込まれています。今後の情報に注意するようにしてください。

また、今回は台風による雲がコンパクトにまとまっているため、台風から離れた所で大雨になるリスクは少ないと見ています。


8月・9月は台風の発生が最も多い時期

台風15号は今年9月に入ってから3つ目に発生した台風です。

8月から9月にかけては、台風の発生数が一年のうちで最も多い時期です。今年の秋も、平年並みか平年より多い発生数が予想されています。今後の情報に注意してください。


台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風15号の名前「ファクサイ(Faxai)」は、ラオスが提案した名称で、女性の名前が由来です。

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