日本中を熱狂させたラグビーワールドカップが閉幕して1カ月あまりがすぎた。日本代表が次々と強豪を撃破し、史上初のベスト8に進出した姿は、日本中を沸かせた。改めてラグビーに胸を熱くしたオールドファンや、今回初めてルールを知った「にわかファン」も多いのではないか。
あまりの盛り上がりに、大会キャッチコピー「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」も閉幕した今では、少しさみしくも感じる。しかし2020年1月12日には、日本代表はもちろん、ワールドカップで活躍した強豪国の代表選手も多く所属する、ジャパンラグビートップリーグが開幕する。主な選手の所属チームを紹介する。
日本代表を主将として率いたリーチ・マイケル選手が所属するのは、東芝ブレイブルーパス。
スクラムの最前線で活躍したドレッドヘアがトレードマークの堀江翔太選手や「笑わない男」で一躍人気になった稲垣啓太選手、俊足を活かし「ダブルフェラーリ」とも呼ばれた福岡堅樹選手はいずれもパナソニックワイルドナイツに所属する。
「ダブルフェラーリ」のもう1人、松島幸太朗選手やスクラムハーフとして全5試合に出場した流大選手が所属するのがサントリーサンゴリアスだ。
2011年からワールドカップに3大会連続で出場し、世界最高峰のスーパーラグビーで日本人として初めてプレーした田中史朗選手や正確なキックを誇る司令塔の田村優選手はキヤノンイーグルス。
ラグビー韓国代表だった父を持ち、スクラムの最前線で奮闘した具智元選手はHondaHEATに所属する。
タレントの松本人志さんにそっくりだと話題になった、中島イシレリ選手が所属するのが神戸製鋼コベルコスティーラーズ。
ここで紹介できたのはほんの一部。他にも多くの代表選手が、桜のジャージから所属チームのユニフォームに着替えて熱戦を繰り広げる。
ほかにも、優勝した南アフリカ代表やオールブラックスの愛称で知られるニュージーランド代表、2回のワールドカップ優勝経験のあるオーストラリア代表などからも、神戸製鋼やトヨタ自動車ヴェルブリッツ、サントリー、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスなどでプレーする選手がいる。
開幕は1月12日。ワールドカップに負けない熱戦を期待して、スタジアムに足を運んでみてはどうだろうか。