ほかの作業をしながら動画を楽しみたい人におすすめの機能、「ピクチャ・イン・ピクチャ」。Apple MusicやNetflixなどのアプリで、この機能が使えます。動画画面の移動や、画面サイズの変更もできます。
LINEを返しながら観られるなど、ほかのアプリを使いながら動画視聴ができるので便利です。なお、「TVer」や「ABEMA」などの動画サービスでは、この機能は使用できないのでご注意ください。今回は、Apple Music、Netflixでのピクチャ・イン・ピクチャの使い方をご紹介します。
「ピクチャ・イン・ピクチャ」の設定
まずは「ピクチャ・イン・ピクチャ」が有効になっているか確認しましょう。「設定」アプリを開きます。「一般」、「ピクチャ・イン・ピクチャ」を順にタップして、オンになっているかチェックします。
「ミュージック」アプリで「ピクチャ・イン・ピクチャ」
「ミュージック」アプリの動画を開いて「ピクチャ・イン・ピクチャ」機能を使ってみましょう。ここでは、ミュージックビデオを選択し、全画面表示にします。動画部分を押し、右端のボタンをタップ。
「このビデオはピクチャ・イン・ピクチャで再生中」と表示されるのでホーム画面に戻ります。これで、ほかのアプリを開いても動画視聴を続けることができます。右側にあるボタンを押せば元の全画面表示に戻り、左側の「×」を押せば、終了します。
画面サイズを変更する
次は「Netflix」アプリで試してみましょう。観たい映画やドラマを開いたあと、ホーム画面に戻ります。先ほどと同様に、ビデオ画面が現れます。
ピンチイン/アウトで、大・中・小と画面サイズを変更できます。また、ドラッグしてiPhone画面の四隅いずれかに移動させることも可能です。
ビデオ画面を画面外にしまう
動画画面を画面外にしまって、音声のみを楽しむこともできます。画面外へドラッグすると、矢印マークが現れ、音声だけが流れます。矢印マークをタップすると、動画の画面が再度表示されます。
「ピクチャ・イン・ピクチャ」機能を使えば、画面内で動画とSNSの両方を見ることもできます。アプリによってはこの機能が使えないこともありますが、ながら作業がしたいときに便利です。
(2020年10月23日Engadget 日本版「動画を観ながらほかのアプリが使える!「ピクチャ・イン・ピクチャ」:iPhone Tips」より転載)
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