スティーブン・スピルバーグ監督は、また1つ偉業を達成した。総興行収入が100億ドル(約1兆728億円)を超えた初めての映画監督となった。
この偉業を後押ししたのが、最新映画『レディ・プレイヤー1』だ。同作品は、公開から3週間で全世界合計4億7,510万ドル(約509億円)の興行収入を叩き出したが、これにより100億ドルを突破したのだ。
スピルバーグ監督は長きにわたり、ハリウッドで最も興行的に成功している映画監督とされてきた。例えば、『ジョーズ』、『インディ・ジョーンズ』、『ジュラシック・パーク』など挙げるときりが無いほどだが、中でも、世界興行収入が最も高かったのが『ジュラシック・パーク』で9億3,880万ドル(約1,007億円)。続いて高かったのが『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』で7億8,660万ドル(約843億円)だ。
もちろん、大衆狙いの映画だけではなく、よりシリアスな映画も製作している。最近では、オスカー候補になった『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』が挙げられる。
現在、スピルバーグ監督の次に総興行収入が多いのは、ピーター・ジャクソン監督で約65億ドル(約6,970億円)。マイケル・ベイ監督が64億5千万ドル(約6,916億円)、ジェームズ・キャメロン監督が61億ドル(約6,541億円)と続く。
スピルバーグ監督は、『インディ・ジョーンズ』の第5作目(2020年7月10日に全米公開予定)や『ウェストサイド物語』のリメイク版(2020年に全米公開予定)などの製作が控えている。
■参照リンク
(2018年4月22日AOLニュース「S・スピルバーグ監督、総興行収入が100億ドルを超えた初めての映画監督に」より転載)
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