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リサイクルガラスや和紙を照明に使用している
Starbucks Japan
スターバックス コーヒー ジャパンは12月1日、環境負荷低減に特化したグリーナーストア日本1号店を皇居外苑 和田倉噴水公園にオープンする。
グリーナーストアは、スタバと世界自然保護基金(WWF)が共同策定した環境配慮型店舗の国際認証「Greener Stores Framework」を取得した店舗。環境負荷の低減を進めるため実証実験を行う「サステナビリティ・ハブ」となる。
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開業にあたっては特に廃棄物削減に注力し、リユースを基本とするサービス提供により、店舗から出る廃棄物量の約40%削減を目指す。
具体的には、店内でのマグ利用やテイクアウトでのリユーザブルカップの利用を推奨し、使い捨て容器をできるだけ出さないスタイルのサービスを提案。これにより、使い捨てカップ使用量の約75%削減へ繋げる。他にも、店内デザインにはリサイクル素材を積極的に使用し、出店工事の際に出た廃棄物の多くをマテリアルリサイクルに回している。

Starbucks Japan
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こうしたグリーナーストアはアメリカとカナダで既に2300店舗を超えており、今後も展開を拡大し、2025年までに全世界で1万店舗の出店を目指している。
スターバックスはグローバル目標として、2030年までに廃棄物を50%削減することを掲げており、これまでも様々な取り組みをおこなっている。11月17日には、再利用できるカップのレンタルサービスの実証実験を丸の内エリアでスタートしたばかりだ。