ペルセウス座流星群、2018年は月明かりがなく絶好の観測条件に 一番の見頃はいつ?

ピーク時には1時間に40個以上の流れ星を期待できそう

今週末、3大流星群の一つである、ペルセウス座流星群が見頃を迎えます。

今年は月明かりがなく絶好の観測条件となるため、ピーク時には1時間に40個以上の流れ星を期待できそうです。

・出現期間:7月17日(火)~8月24日(金)

・ピーク :8月13日(月)10時頃

・観測のオススメ日時:12日(日)21時頃〜13日(月)明け方

ペルセウス座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群と共に3大流星群と呼ばれており、観測できる流星数は年間でも1・2位を争う流星群です。

活動のピークは日本時間8月13日10時頃と予想されており、一番の見頃は12日21時〜13日明け方頃にかけてとなります。また、11日夜や13日夜でもある程度の流れ星を期待できるので、天気等の関係で12日夜に観測できないエリアでは、前後の日程での観測もオススメです。

今年は11日が新月にあたり、12日夜も月明かりに邪魔されないので、観測には絶好の条件となります。このためピーク時(13日未明〜明け方にかけて)には、1時間あたり40個以上の流星を期待できそうです。

流星群は放射点(※)があるペルセウス座の周辺のみに出現するわけではなく、放射点を中心に四方八方に流れるため、夜空のどこにでも現れます。周囲が開けて、街明かりの影響が小さい場所での観測がオススメです。

※流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点で、流星群に属する流れ星はこの点を中心に放射状に流れます。

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