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アメリカ・テネシー州の動物園で、キリン特有の斑点のないキリンが誕生し注目されている。
このキリンの赤ちゃんは、ライムストーンにあるブライツ動物園で7月31日に生まれた。他のキリンのような斑点はなく、全身茶色だ。
すでに身長は183センチあり、母キリンや飼育係に見守られて健康に育っているという。
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上野動物園によると、トシコは「無斑」のキリンで1972年1月15日に誕生した。また、記録によると1967年に生まれたリョウコも「模様なし」だったという。
珍しい斑点なしの赤ちゃんはメディアやSNSで注目を集めており、ブライツ動物園はこれをきっかけに、多くの人たちに野性のキリンたちが直面している深刻な課題を知って欲しい、と呼びかけている。
動物園創設者のトニー・ブライト氏は「模様のない赤ちゃんキリンのことが様々な国で報じられ、キリンの保護活動への注目を集めています。野生のキリンの数は過去30年間で40%減少しており、徐々に絶滅に向かっています」と声明でコメントした。
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ブライツ動物園はアフリカの野性のキリン保護団体に寄付しているほか、園で繁殖プログラムに取り組んでいるという。
また、動物園は間も無く生後1カ月を迎える赤ちゃんキリンの名前を投票で決める予定だ。
名前はキペキ(ユニーク)、フィリャリ(類まれな)、シャキリ(彼女は最も美しい)、ジャメラ(圧倒的な美しさ)の4つに絞り込まれており、8月22日から9月4日までFacebookで投票を受け付ける。