部分日食が見られる地域と時間は?(2023年4月20日)

太平洋側の一部の地域で「部分日食」が見られます。日本で日食が起こるのは2020年6月21日以来。
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今日20日(木)の昼すぎ、インド洋~太平洋の地域で金環皆既日食が起こり、日本では太平洋側の一部の地域で「部分日食」が見られます。日本で日食が起こるのは2020年6月21日以来となります。

20日(木)は低気圧の接近に伴い、九州南部や沖縄は厚い雲が広がります。小笠原諸島も雲の多い空で、日食を観測するのが難しい見込みです。

そのほかも西ほど薄い雲が広がる可能性がありますが、薄雲越しに日食観測のチャンスはありそうです。

金環皆既日食2023特別番組

配信日時:4月20日(木)11:30~14:00予定

ウェザーニュースでは、日本と海外から日食のライブ映像をお届けしながら天文解説を行う「金環皆既日食2023特別番組」を放送予定です。日本では部分日食を見られる地域が限られるため、ぜひこちらの特別番組から日食をお楽しみください。
※ページ内で再生ができない場合は、https://youtu.be/UxnX5U1LcA4からご覧いただけます。

日本で日食が見られる地域は?

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部分日食は、太陽の前を月が横切るために太陽が欠けたように見える現象です。

今回、日本で部分日食を見ることができる地域は限られています。

▼日本で見られる地域
関東南部や東海の一部地域、伊豆諸島、小笠原諸島、近畿南部、四国南部、九州南部、南西諸島

日食の時刻や見え方は?

日食の時刻と見た目の欠け具合
日食の時刻と見た目の欠け具合
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日食が起こる時刻や太陽の欠け具合などは、場所により異なります。今回は南西諸島や小笠原諸島など、南の地域ほど太陽の欠け具合が大きく、食の継続時間は長い予想です。

沖縄県・那覇では、13時35分頃に日食が始まり、14時21分頃に食のピークを迎えます。日食の継続時間は約1時間30分で、ピーク時の食分は0.150です(太陽の直径の15%が隠される)。

日食の観測方法と注意点

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日食を観測する際は、肉眼で直接見ることはもちろん、サングラスや雲越しの観測も危険のため、絶対にしないでください。

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必ず「日食グラスなど太陽観測用の減光フィルターを用いた道具」を使うようにしてください。

「ピンホール・木漏れ日・手鏡」などによって出来る影から、太陽の欠けた様子を安全に楽しみこともできます。

次回、日本で日食が起こるのは2030年6月1日です。この時は日本全国で部分日食となり、北海道の大部分では金環日食を見ることができます。

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