『ゲーム・オブ・スローンズ』のティリオン役で知られるピーター・ディンクレイジが、実写版『白雪姫』の製作を批判したことに対し、製作会社のディズニーが応答した。
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軟骨無形成症による小人症のディンクレイジは、映画は多様で包括的なキャストを起用しながらも、「7人の小人が洞窟に住むという時代を逆行するような物語」を進めようとしていると指摘した。
これに対してディズニーの広報担当者はHollywood Reporter誌に、7人の小人に関しては違うアプローチをしていく、と声明で述べた。
「オリジナルのアニメーション映画からのステレオタイプを悪化させないよう、小人症コミュニティーと相談しながら、7人の小人のキャラクターには違った取り組み方をしています」 。
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同作では、スティーブン・スピルバーグ監督の『ウェスト・サイド・ストーリー』で主役のマリア役を演じたラテン系俳優、レイチェル・ゼグラーが白雪姫役を演じることが発表されている。
ポッドキャストでディンクレイジは、「白雪姫役に誇らしげにラテン系俳優を起用する一方、『白雪姫と7人の小人』のストーリーを語ることに、ちょっと呆気にとられた。少し立ち止まって、何をやっているかに目を向けるべきだ。意味不明だよ。ある意味進歩している反面、洞窟で生活する7人の小人という、時代を逆行する様な物語を作っているなんて」と述べていた。
しかし、物語に「めちゃくちゃにクールで革新的なヒネリ」が加えられるのなら応援する、と加えた。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集・加筆しました。