〜大人のスニーカー〜
大人のスニーカー選びは難しいですよね。スポーティー過ぎるものは浮いてしまうし、カジュアル過ぎても年齢に合わない。できれば長時間履いても疲れないものがいい...となるとプロの意見を聞いたが良さそうです。
そこで今回は、ショップ店員がお薦めする大人向けのスニーカーをご紹介。スニーカーとしての機能をしっかり保持しながら、大人向きの面構えのものが集まっています。季節の変わり目、新しい一足の出会いのために、どうぞ。
|機能性とデザイン性を兼ね備えた一足
まずは、大手スポーツブランドでデザイン担当をしてきたデザイナーが立ち上げたブランドから、スポーティーでありながら洗練された一足を。アッパーには足馴染みが良いニット素材を使用。伸縮性が高く、普段のそれとは別の履き心地を体験できるのが特徴的です。
またその体験の元となっているニットの網目も、大人らしく程よいアクセントに。この価格帯でハイブランドのような佇まいの一足は、なかなか見受けられませんよ。
|ドレスシューズの意匠をカジュアルに
ドレスシューズのディテールである「ダブルモンクストラップ」が落とし込まれたスニーカー。ホワイトのソールにネイビーのスウェードという組み合わせが知的な印象です。ストラップ部分は横に広がらないコンパクトな作りで、よりカジュアルな佇まいに。やや丸みを帯びたシルエットは使い勝手も良く、革靴の本場イタリア製という点も惹かれるポイントですね。
|質にこだわった一級品
質の良い素材使いと造りの良さにこだわったスウェーデン発ブランド『C.QP』のスニーカーです。天然ゴムのソールから一目で上質と分かるアッパーレザーに至るまで、イタリアとポルトガル製のものを採用。ほぼ全ての工程が手作業で仕上げられ、独自の木型を採用したそのフォルムもドレスシューズのようなエレガントさです。深みあるベージュの色味も、ドレッシーなアイテムにバシッとハマってくれますよ。
|手作業でこだわった最高品質の一足
お次は『WALSH』から、1984年にアメリカ・ロサンゼルスで開催された、夏季オリンピックに出場する英国代表選手団のために開発されたランニングシューズの復刻モデル。スタイリッシュで落ち着きのある、上品なデザインが何とも英国らしい一足です。ミッドソールには衝撃吸収EVA樹脂、アウトソールにはVibram社製のものを採用しており、機能面も申し分なし。
|匿名性の高いミニマルシューズ
福岡は久留米の老舗シューズメーカー・アサヒが手がけた、シックなスニーカー。落ち着いた雰囲気のスウェードにモノトーンの配色で、幅広いボトムスに馴染む汎用性の高さが特徴です。ミニマルな外見ながら、サイドにあしらわれたテープがさりげない個性が◎。人と被らないデザインのものをお探しの方にもお勧めしたい、アノニマスな一足です。
|クラシカルな重み
昨年50年の時を超えて復活した、チェコスロバキア・パルチザンスケという小さな町で生産されていたシューズブランド『ZDA』。ヘリンボーン状のアウトソール、がっしりしたトウガードなど、現代のデザインではなかなか見当たらないデザインに唆られる一足です。存在感に満ち溢れながらも、普段のコーディネートに溶け込む不思議な魅力をぜひ味わってみては。
|オーソドックスなものにこそ、こだわりを
お次は、同ブランドのアメリカ国内向けモデルを。一見オーソドックスなデザインながら、実はハイテクだというスニーカー。裏地にはソフトな素材が全面に張り巡らされており、足あたりの良さと丈夫さを実現。またインソールには、2017SSモデル同様のニューバランスのインソールを採用。視覚的なアクセントとなっているサイドのステッチにも補強の意味を持たせ、全体を通して高いレベルのモノ作りを窺わせます。整った見た目で被らない大人のための一足と言えます。
|10時間履き続けても疲れにくい快適性
スペイン発ブランド MuroexeのATOMは、継ぎ目のない滑らかなフォルムのアッパーが未来的な雰囲気を醸し出す一足。人体工学の科学者に依頼したソールを使用し、10時間履き続けても疲れにくい快適性を追求しています。また、アッパーには防水性の高いPVCを使用しているので、天候を気にせず履けるというのも◎。
|最後に
大人のスニーカーをご紹介しました。足元まで気を抜かず、大人の余裕あふれるスニーカーを選んでみてください。
またFACYでは、アイテムを提案してくれたショップスタッフに質問したり、通販、店頭受け取りを選択して購入することが可能です。お店の人とコミュニケーションを取りながら買い物を楽しんでくださいね!