火球か? 関東地方で緑色の強い光の目撃情報が続出(動画集)

「緑のでっかい隕石みたいな光が通って心臓止まるかと思った」
火球とみられる強い光。藤井大地さんがTwitterに投稿した動画より
火球とみられる強い光。藤井大地さんがTwitterに投稿した動画より
藤井大地さん撮影

8月10日午後9時15分ごろ、上空を流れる緑色の強い光の目撃情報が、関東地方を中心に相次いだ。強い光を放つ流星の一種「火球」とみられる。

横浜市から湘南方向に乗用車で向かっていたTwitterユーザー「パイナップルおばさん」さんが、ドライブレコーダーで撮影した動画を投稿。「緑のでっかい隕石みたいな光が通って心臓止まるかと思った」と投稿している。

いま横浜から湘南方面に帰ってたら、緑のでっかい隕石みたいな光が通って心臓止まるかと思ったんだが?!時間覚えといてドライブレコーダー見てみたら写ってた!!!
肉眼だとめっちゃ緑で周りが白かった…… pic.twitter.com/Ooq2hnWwfX

— パイナップルおばさん (@hkbbnyan) August 10, 2019

ハフポスト日本版の取材に対して「強い緑色の光だったので前を見ながら運転していてもすぐに気付くほど。明らかに普通のものでは無いと思い、隕石か墜落かと恥ずかしながら慌ててしまいました」と話している。

平塚市博物館の学芸員の藤井大地さんも、神奈川県平塚市内の自宅から南西に向けた広角カメラで撮影した動画をTwitterに投稿した。今回の光について「やぎ座流星群の火球」と分析している。

2019年8月10日21時15分に流れた火球を、平塚の自宅から南西に向けた広角カメラで見た様子です。ペルセウス座流星群の極大が近づいていますが、やぎ座流星群の火球でした。左上は月で、その右下は木星です。 pic.twitter.com/MPXTf0oWrn

— 藤井大地 (@dfuji1) August 10, 2019

注目記事