『天使にラブソングを2』のパワフルなパフォーマンスを、大人になったバージョンで楽しめるなんて…!
1993年に公開された同作の30周年を記念して、ABCのトーク番組「The View」でキャストが再集結し、作品中で歌われた「Oh Happy Day」と「Joyful, Joyful」のシーンを再現した。
『天使にラブソングを2』は、主役の歌手デロリスを演じたウーピー・ゴールドバーグさんが、修道院のシスターの振りをして高校の音楽教師になり、聖歌隊を結成して学校閉鎖を阻止するストーリーだ。
前作の『天使にラブ・ソングを…』に続き、作品を通してさまざまな曲のパフォーマンスを楽しむことができる。
「Oh Happy Day」は、聖歌隊に参加した高校生たちが校内コンサートで披露した曲で、生徒の一人アマールを演じたライアン・トビーさんが高音のソロパートを披露するシーンがある。
再結成にはトビーさんも参加し、多くの人の記憶に残るソロ歌唱の場面を再現した。
「Joyful, Joyful」は聖歌隊が合唱コンクールで歌った曲で、当時18歳でリタ役を演じたローリン・ヒルさんがソロパートで圧巻の歌唱力を披露した。
再結成では、参加できなかったヒルさんの代わりに、夫妻デュオ「ザ・ウォー・アンド・トリーティ」のターニャ・トロッターさんがソロを務めており、ゴールドバーグさんは曲の最後に感極まったように泣き崩れている。
ゴールドバーグさんは、公開から30年経っても『天使にラブソングを2』が愛されている理由について「誰もが登場人物に自分を重ね合わせるからだと思う」と答えている。
「世界中のどこでも、何歳であろうと、この映画を見た時、あの子どもたちと同じ年齢になるのです」
「自分の高校時代を思い出し、カトリックの学校に行かなくて良かったと思う。同時に、カトリックの学校に行ってこんな先生たちに出会えなかったことを残念に感じる。誰もがこの映画に自分を感じられるんだと思います」