メジャーリーグで「二刀流」の活躍を続けるエンゼルスの大谷翔平が、損傷が見つかった右肘靭帯(じんたい)の再建手術(トミー・ジョン手術)に踏み切ることになった。球団が9月25日(日本時間9月26日)発表した。
発表によると、大谷が投手として復帰するのは2020年シーズンになる見通し。ただ、打者としては来シーズン中に出場する可能性があるという。
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大谷は6月6日、ロイヤルズ戦に登板した後、右肘の内側側副靭帯に損傷が見つかり、3段階のうち真ん中の「グレード2」と診断された。
自身の血小板を注入して組織を修復する「PRP注射」で対処し、いったん手術を避ける方向で治療が進められた。だが、9月2日の登板後に新たな損傷が見つかり、医療スタッフから手術を勧められていた。
球団発表によると、手術はオフシーズンの10月第1週に予定されているという。ロサンゼルスの病院でニール・エラトラッシュ医師が担当する。
大谷は靭帯の損傷が見つかった後も打者として出場を続け、ホームランを量産するなど活躍。24日は21号となるホームランを放った。日刊スポーツによると、打球速度182キロを記録。自身のホームランの中で最速だったという。
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