大リーグの2021年シーズン、40号ホームランに一番乗りしたのは、その日の先発投手だった。
エンジェルスの大谷翔平選手は8月18日(現地時間)、デトロイト・タイガース戦に1番ピッチャーで出場し、両リーグ1番乗りとなる40本目のホームランを打って球場を沸かせた。
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先発の大谷翔平投手が、40本目のホームランを打つ
打球を捉えた後、大谷選手はボールの軌道を目で追いながら、ホームランを確信したように1塁ベースに向かって歩き出している。
40号は、大谷選手にとって自身最多であり、大リーグでは日本人初。エンジェルスの選手としても、シーズン中40号ホームラン最速到達だという。
さらに、40本はエンジェルス左打者として最多ホームランであり、1982年のレジー・ジャクソン選手の記録を塗り替えた。
7連勝、6月以降負けなし
大谷選手はこの日、投手としても自身大リーグ最長となる8回を投げて、1失点に抑える見事なピッチング。6月以降負けなしの7連勝で8勝目をあげた。
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大谷投手は8回まで90球と少ない球数だったため、9回のマウンドにも上がるのではないかと期待されたが、9回は抑えのライセル・イグレシアス投手が無失点に抑えて3-1で勝利し、チームは勝率を5割に戻した。