香取慎吾さん、「スッキリ」生出演でファン喜びの声。パラリンピックへの思いを語る

加藤浩次さんと久しぶりに共演した香取慎吾さん。生放送への出演に、Twitterではファンの喜びの声が広がりました😊
香取慎吾さん
香取慎吾さん
時事通信社

タレントの香取慎吾さんが、8月28日放送の情報番組「スッキリ」(日テレ系)に生出演し、国際パラリンピック委員会の特別親善大使として、パラスポーツの魅力を語った。

香取さんは、2002年のドラマ『人にやさしく』(フジテレビ系)などで親交のある番組MCの加藤浩次さんと、久しぶりに共演。番組開始前には、「久々に加藤さんに会える!嬉しいです!」とツイートしていた。

今日 #スッキリ に生出演させて頂きます!
僕の知る #パラリンピック の魅力を一人でも多くの方に知っていただけるよう.頑張ります!楽しみます!!
久々に加藤さんに会える!嬉しいです!#Tokyo2020 #paralympics #1YearToGo #加藤浩次 #香取慎吾#汐留 #日テレ 到着!

— 香取 慎吾 (@ktrsngofficial) August 27, 2019

パラスポーツの魅力は「知る喜びをもらえる」こと

稲垣吾郎さん、草彅剛さんとともに国際パラリンピック委員会(IPC)特別親善大使を務めている香取慎吾さん。朝日新聞でパラスポーツの魅力を伝える連載も持っており、競技や選手の取材を続けている。

水卜麻美アナウンサーは、「今回パラリンピックまで1年を切ったということで、特別に来ていただきました」と香取さんを紹介。番組では、香取さんがパラスポーツにかける思いや、パラスポーツの競技なども時間をかけて紹介された。

加藤浩次さんからパラスポーツの魅力を問われると、香取さんは「知らないことが多すぎる」と一言。

「スポーツは知っているルールは多いじゃないですか。だけどパラスポーツって知らないルールがまだまだたくさんあって。競技自体も知らないことがいっぱいなので、知れる喜びをたくさんいただける」と話した。

香取さんとパラスポーツの繋がりは、SMAP時代の2015年から始まった。日本財団パラリンピックサポートセンターの応援サポーターを務め、パラサポセンターのエントランスに巨大壁画を描いた。

番組では、「絵を描くにあたって、車椅子の絵を描けばいいのか。いやでも車椅子だけじゃない。義足の方がいたり、腕のない方や足のない方一人ずつ...どう描けばいいんだというところから競技のことを勉強したり、それで絵をやっと完成させた」と当時の思いを語り、パラスポーツに興味を持っていった経緯を振り返った。

2016年には、平昌パラリンピックを観戦。ミスをした選手に「ブーイング」が飛び交う状況を目の当たりにし、意識が変わったという。

「障害を持った方のスポーツなので、どこか転んだりミスをした時に、それでも『大丈夫!頑張って!』という思いがあった。そうしたら、実際に観に行ったらミスをした選手に大ブーイングで。スポーツで、試合なので、『何やってんだよ』って。『何やってんだよ』って声を出していいんだっていう。(意識が)変わりましたね。今まで知らなかったけど、これがパラリンピックというものなんだって」

2020年には、東京パラリンピックが開催される。日本ではパラスポーツが楽しめる施設が少ないことに触れ、2020年の開催をきっかけに、国内でのパラスポーツへの理解や普及に繋がってほしいとも語った。

「いろいろな選手と会って話してみると、事故にあって入院して、たまたま知り合いにパラスポーツをやっている人がいたから選手になった人とかがいて。スポーツのクラブは地域にたくさんあっても、その中に車椅子で参加できるようなクラブはまだまだ日本では少なかったりするので」

「偶然の出会いで選手になった人も多いから、それが2020年以降にもっと変わっていって、車椅子や義足の選手も、『ちょっとスポーツしたいな』という時に自分がいる地域に入れるクラブがあるような社会になったらいいなと思います」

東京パラ/車いすテニスを体験する新しい地図のメンバー
東京パラ/車いすテニスを体験する新しい地図のメンバー
時事通信社

「SMAP」元メンバーのテレビ出演を巡り

「SMAP」元メンバーの稲垣さん、草彅さん、香取さんを巡っては、元メンバーをテレビ番組に出演させないよう圧力をかけた場合は独占禁止法に触れるおそれがあるとして、公正取引委員会が元メンバーが所属していたジャニーズ事務所に対して注意していたと報じられている

元メンバーは、ジャニーズ事務所から独立した当初は民放のレギュラー番組にも出演していたが、出演番組は次々と打ち切りとなり、現在の民放レギュラーはゼロとなっている。

そういった状況下での民放番組への生出演が発表され、ファンからは「放送をありがとうございました」など喜びの声が上がっていた。

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