ありがちな設定かと思いきや...。5月31日にTwitterに投稿された4ページ漫画が、1日足らずで1万回以上もリツイートされ、「涙がこぼれました」「悲しくも優しい物語」と話題になっている。
■「冒険とかしないの?」と聞かれても...
最近のライトノベルにありがちな設定といえば、異世界転生。不慮の事故で亡くなった主人公が、特別な能力(チートスキル)を持ってファンタジーの異世界に生まれ変わるというストーリーが定番だ。
今回話題になっている「セカンドライフは異世界で」 も、一見そうした設定にみえる。
交通事故に遭ったアラサーのサラリーマン男性が、異世界に転生した。しかし特別な能力もなく10代の若者になり、森の近くの村でのんびりと過ごしている。
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獣人族の少女「エリー」から「冒険とかしないの?」と聞かれても、「いいんだよ、これで」と、乗り気でない模様。「僕には他の転生者みたいな特別なスキルもないし、そんなのあっても他人に都合よく働かされるだけだからね」と話した。
その様子を見て微笑むエリーだったが、彼女の正体は......。
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作者は『乙女男子に恋する乙女』などの作品で知られる漫画家、島崎無印さんだ。ハフポスト日本版の取材に以下のように答えた。
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--- この漫画を発案したきっかけは何ですか?
先日買った、Oculus GoというVRヘッドセットを買って遊んでいる時に「こういうのが進化したら、もう異世界だよね」と感じたところから着想しました。割とありがちなネタかもしれないとは思いましたが、とりあえず漫画にしてみました。
--- 読者からの反響はどうでしょう?
面白い、泣けた、悲しい、うらやましい、など、人によって様々な反応があって興味深かったです。