韓国で、小学校1年生の児童に、下着を洗濯する宿題を出し不適切な表現でコメントしたとして教師が書類送検された。
蔚山地方警察庁は6月22日、蔚山の小学校教師を在宅起訴の意見付きで検察に送致した。
警察は、この教師が下着を洗濯する宿題を出し、学生の掲示物に「セクシー」などと不適切なコメントをしたことが問題だと判断した。児童福祉法違反などの嫌疑。
これに先立ち、蔚山市教育庁は教師に品位維持の義務違反により、最高レベルの懲戒処分である「罷免」としていた。
教師は謝罪しながらも「これ以上教育がママカフェや匿名のネットユーザーたちに蹂躙されてはいけない」と無念を訴えた。
問題が発覚したのは、オンラインコミュニティで広がった投稿だった。
投稿では、教師が生徒の写真に「魅力的でセクシーなXX」、「私たちのクラスには美人が多い」などのコメントを残していることが疑問視された。
国民日報などによると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で登校ができなかったため、教師はSNSを利用して学生の写真と自己紹介をあげるように要請していた。
教師はまた、「自信感と自尊感のための宿題を出してあげる」として、「自分のパンツを洗濯する」という課題を学生に出していた。
課題の成果として関連写真を出すようにとも要求し、写真があがると「お姫様のピンク色のパンツかわいい」「かわいいパジャマ、かわいい下着恥ずかしい」などコメントをした。
教師は自身が運営するYouTubeチャンネルでも「セクシーパンツ、自分で洗濯、幸せな親孝行のレクリエーションフェス」というタイトルで関連動画をあげていたと伝えられた。
現在は、「パンツ自分で洗濯、幸せな親孝行レクリエーションフェス、トレーナー学校のパパ」と修正された状態である。
議論が続くと教師は「クラスのバンド(オンライン授業のために使われるグループコミュニケーションアプリ)に非公開であげた写真だ。保護者の中で、課題の意図を理解できなかった方達があげたようだ」とニュース1に述べた。
この教師はまた、「登校再開が長引くため、宿題を面白く出そうと考えて出した宿題だ。宿題を出した時、保護者の間で別に問題はなかった」と釈明していた。
ハフポスト韓国版を翻訳・編集しました。