線状降水帯の形成により今日10日(土)朝に大雨特別警報が発表され、緊急安全確保が出されている鹿児島県薩摩川内市で川が氾濫している様子が撮影されました。
周辺の住宅などが浸水
両岸がコンクリートに囲まれた小さな都市河川ですが、橋の先のあたりで氾濫し、周辺の住宅や駐車場などの広範囲が冠水している様子が確認できます。
鹿児島県薩摩川内市の様子(10日(土)8時過ぎに撮影)
増水している川内川に流れ込む川と見られ、現地からの報告によると最近10年で川が溢れるのは初めてということです。川内川の水位が上がったことで流れが滞り、氾濫に至ったと考えられます。
鹿児島県内ではこれから夕方にかけて強弱を繰り返しつつ非常に激しい雨の降るおそれがあり、さらに大規模な河川の氾濫や、土砂災害の危険性が高くなりますので、最大限の警戒が必要です。川の様子を見に近づくのは極めて危険ですので、インターネットで公開されている河川情報などを確認するようにしてください。
参考資料など
写真・動画:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
薩摩川内市の空さん
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