さくらももこさんに追悼コメント続々… いとうせいこうさん「あんな切れてる才能はなかった」

突然の死に、各界から驚きと悲しみのコメントが寄せられています
ちびまる子ちゃん第1巻
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集英社

53歳で亡くなったことが8月27日に発表された、漫画家のさくらももこさん。国民的アニメとなった「ちびまる子ちゃん」などの名作で知られる彼女の死に、各界から次々と哀悼のメッセージが寄せられた。

映画のOPや挿入歌を歌った大原櫻子さん

映画「ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」挿入歌、「キミを忘れないよ」を歌った歌手の大原櫻子さん。公式Twitterで大好きだったちびまる子ちゃん作品について「大人になり、仕事でまさか関われるとは思っていませんでした。君を忘れないよ』の作詞を初めて読んだときは、涙がホロッと出てきました」(原文ママ)と振り返った。

そして、この曲の歌詞を書いたさくらさんに対し「たくさんの素敵な作品を下さいました。 感謝の言葉をいつかいつかと思っておりました。 今はなんとも胸が痛いです。 ご冥福をお祈り致します」と感謝の気持ちをつづった。

「キミを忘れないよ」は、ある女の子に向けた恋心をつづった歌。女の子に出会えたうれしさとともに、これがひと夏の思い出になってしまうかもしれないさみしさを「つないだ手のやさしさが なつかしい記憶になると まだ気づかない 夏の始まり」と表現している。そのあとには「もっと手をつなごう キミがさよならなんて 言わないように」と続く。

アニメにゲスト出演、ゴールデンボンバー喜矢武豊さん

2016年からアニメのオープニング曲を担当するゴールデンボンバー。バンドのメンバーで、アニメ本編にもゲスト出演した喜矢武豊さんは「今も大変嬉しく、誇らしく思っています」と感謝し、早すぎる死を悼んだ。「今も大変嬉しく、誇らしく思っています」とコメントし、死を悼んだ。

さくらももこ先生、こんなに若くして亡くなられるなんて...。小さい頃から今も日常としてお世話になっているちびまる子ちゃん。さくら先生のおかげでアニメのオープニングをやらせていただいて、本編にも出演させていただいて、今も大変嬉しく、誇らしく思っています。心よりご冥福をお祈り致します。

— 喜矢武豊(キャン豊) (@yutakya_n) 2018年8月27日

漫画家、声優、タレント...悲しみの声が続々

小説家でタレントのいとうせいこうさんは、さくらももこさんを「少女漫画界の向田邦子」と評していた。さくらさんの訃報を受け、「さくら、そうだったのか...」とツイート。続けて「さくらももこのギャグセンスは本当に当代一であった。あんな切れてる才能はなかった」とコメントした。

また、ナンセンスでシュールな作品として有名な「神のちから」の制作当時を「俺の想像の10倍ぐらいのそのナンセンスぶりにほんと腰抜けた」と回顧した。

声優、ナレーターなどで活躍する千葉繁さんは、「さくらももこさん、早いよ!」と驚きを隠さず、「地球も哀しんで落雷凄まじい」とコメント。

漫画家の村田雄介さんも、小学生のころ、姉が買っていた少女漫画誌「りぼん」で掲載されていたさくらももこさんの作品を思い、追悼した。

さくらももこさん、ご冥福をお祈りいたします。

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