西城秀樹さん悼む声止まず...和田アキ子、河合奈保子、さくらももこ氏らコメント
「傷だらけのローラ」「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」などのヒット曲で知られる歌手の西城秀樹(本名:木本龍雄、きもと・たつお)さんが16日午後11時53分、急性心不全のため63歳で亡くなった。訃報が伝えられた17日、西城さんの早すぎる死を悼む声が多くの芸能人から止むことなく寄せられ、芸能界は大きな喪失感につつまれた。
これまで長きにわたって西城さんと音楽界をけん引してきた歌手の和田アキ子(68)は、西城さんと最後に共演した5年前の番組収録を振り返り「番組で、懸命にリハビリに励む様子や必死にステージに向かう姿、そして昔と変わらずに歌う姿を見て、とても感動し、私も勇気をもらいました。秀樹の訃報は今日、コンサートのリハーサル中に聞きました。リハーサルをしながら、ずっと秀樹の顔が思い浮かんでいました」と思いをはせた。
"秀樹の妹"として1980年にアイドル歌手デビューした河合奈保子(54)は「あまりにもショック過ぎて、、言葉がでません。秀樹さんに、ただただ、多くの感謝の気持ちをお伝えしたい想いでいっぱいです」と悲痛な胸の内を吐露。
同じレコード会社だった前川清(69)からは「昔、夜中に二人でラーメンを食べに行ったのを思い出します。残された奥様と子どもさんのことを思うと言葉が見つかりません。お子さんのこれからの成長を見たかっただろうなと胸が熱くなります」と西城さんの家族を思いやる言葉も。天童よしみ(63)も「西城秀樹さんの突然の訃報に驚いております。西城さんとは幾度か共演し、その優しいお人柄と音楽に対するあふれる情熱にもう会えないかと思うと残念です。ご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。
西城さんと過去に同じ事務所で活躍した後輩の歌手・岩崎宏美(59)は都内で会見。「私たちの中には、すごく元気な西城秀樹の印象がたくさんある。できれば、(闘病中の姿ではなく)そういった(元気な)姿をたくさん流してもらいたい」と報道陣に呼びかける一幕もあった。
漫画家のさくらももこ氏は西城さんの大ファンであり、原作を手がけたテレビアニメ『ちびまる子ちゃん』でもたびたび西城さんを登場させた。「秀樹さんが亡くなってしまいました。『走れ正直者』(『ちびまる子ちゃん』エンディング曲)を歌っていただきとても楽しいテーマ曲になりました。私たちの世代にとって秀樹さんは本当にスターでした。心から御冥福を御祈りします」と"いちファン"として西城さんへの思いをつづった。
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