プロ野球・広島の元選手、衣笠祥雄氏が死去したと、日刊スポーツなどが4月24日、速報した。71歳だった。
死因など詳細は不明。衣笠氏は1987年、2215試合に連続出場する当時の世界記録を樹立し、その強靭ぶりから「鉄人」と呼ばれていた。
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日本プロ野球名球会によると、衣笠氏は京都府出身。地元平安高校を卒業し、1964年に広島に入団。4年目に内野手のレギュラーを獲得した。
1970~1987年にかけて試合に連続出場し、当時、大リーグのルー・ゲーリック氏が持っていた世界記録を抜いた。プロ野球選手としては王貞治氏に次いで2人目の国民栄誉賞も与えられ、この年引退した。
通算成績は2543安打、504本塁打、1448打点、打率2割7分だった。打点王と盗塁王のタイトルをそれぞれ1回ずつ獲得。ベストナイン、ゴールデングラブ賞にも3回輝いた。
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引退後はプロ野球解説者などとして活躍した。