新作アニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』20年にNetflix配信へ 神山健治×荒牧伸志で初の"フル3DCG"化
1989年に士郎正宗氏が発表した漫画を原作に、テレビアニメ、劇場アニメ、ハリウッド実写化もされた人気シリーズ「攻殻機動隊」。その新作アニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』が2020年にNetflix独占で全世界配信(※中国本土除く)されることが8日、発表された。
シリーズ初となるフル3DCGで制作される。監督は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズの神山健治氏、『APPLESEED』シリーズの荒牧伸志氏による"ダブル監督"体制をとり、アニメーション制作はProduction I.GとSOLA DIGITAL ARTSが手がける。
原作は『ヤングマガジン増刊海賊版』(講談社)にて89年に士郎氏が発表した漫画。連載開始以来、95年に劇場アニメ『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(押井守監督)、02年より放送されたTVアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズ(神山監督)、13年より公開の劇場アニメ『攻殻機動隊 ARISE』シリーズ(黄瀬和哉総監督)、15年にアニメ『攻殻機動隊 新劇場版』(黄瀬総監督)と多くの作品が生まれてきた。
昨年には『ゴースト・イン・ザ・シェル』としてスカーレット・ヨハンソン主演でハリウッド実写化されている。
今回フル3DCGアニメーションとして新たに生まれ変わる「攻殻」。『STAND ALONE COMPLEX』シリーズの神山監督・Production I.G、そして士郎氏のSF漫画原作『APPLESEED』シリーズで世界中のアニメファンに日本発の3DCGアニメを届けてきた荒牧監督・SOLA DIGITAL ARTSが強力タッグを組む。
新作の発表に際し、主人公・草薙素子の姿が描かれたビジュアルも公開された。10日発売の『ヤングマガジン』(講談社)誌上では、追加情報が掲載される予定。
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