俳優業からの長期休暇を取ることを、10月に発表したライアン・レイノルズ。
休暇の理由の一つは、子どもと一緒に過ごすためだったと12月6日にLinkedInのインタビューで語った。
「なぜ、俳優を休むことにしたのでしょう」という質問に、レイノルズは「演じる仕事はこれまでたくさんしてきました」とした上で「何より大きかったのは、子どもたちと過ごす時間。子どもとの時間を失いたくないんです」と答えた。
レイノルズと妻のブレイク・ライブリーには、6歳、5歳、2歳の3人の子どもがいる。これまで映画の撮影中は、家族一緒の時間を過ごすのが難しかったという。
「映画を撮影している時は大抵ヨーロッパにいるのですが、遠く離れていて時間がかかるので、一緒にいるのが難しい。私は演じるだけではなく、多くの映画でプロデュースやライティングもしていますから」
さらに、子どもたちと一緒に普通の人生を送りたいという気持ちもあったとも語った。
「子どもたちには普通の生活をして欲しいと思いました。ずっと何年も、妻のブレイクが撮影の時には私が撮影がなく、子どもたちと一緒にいたけれど、その反対もありました。それを続けてきて、私たちはいつも離れていたし、子どもたちも離れていました」
レイノルズは俳優の他に、制作会社「マキシマム・エフォート」の共同設立者と、広告ソフトウェア企業「MNTN」チーフ・クリエイティブ・オフィサーとしての顔も持つ。
子育てをしながら、MNTNやマキシマム・エフォートの仕事にも集中しているという。
「学校に行くようになって、子どもたちは多少はノーマルなスケジュールになりつつあります。それは彼らの成長にとって重要なことだと思うし、父親としてそばにいたい」
「子どもたちを朝学校に連れて行くのも、迎えに行くのも好きです。その間の時間で、MNTNやマキシマムエフォートに情熱を注いでいます」
また、コロナ禍で子どもたちがZoom授業を受けていたことも語り、「子どもたちや妻の日常を知ることができて素敵だ」とも述べた。
レイノルズは映画『Spirited』の撮影を終えた10月に、Instagramで休暇を取ることを発表。
共演者らに感謝を伝えた上で「映画制作からちょっとしたサバティカル(長期休暇)を取るのに絶好のタイミングだ」と投稿すると、ヒュー・ジャックマンが「私も取ろう」とリプライするなど、反響を呼んだ。