「ルパン三世」の生みの親、モンキー・パンチさん(本名:加藤一彦)が4月11日、肺炎のために死去した。81歳だった。
ルパン三世や次元大介、石川五ェ門、峰不二子、銭形警部ら個性豊かなキャラクターが生き生きと描かれ、ダンディズムが詰まった『ルパン三世』は、テレビアニメや映画などでも大きな人気を博した。
ネット上では、各界から哀悼のメッセージが多数寄せられている。
漫画家・手塚治虫さんの長女、手塚るみ子さんはモンキー・パンチさんが描いた「リボンの騎士」のイラストをTwitterに投稿。「天国でまたピアノを弾く手塚とお会いしてるでしょうか。心からご冥福をお祈り申し上げます」とコメントした。
「アニソンの帝王」と呼ばれる水木一郎さんは、「訃報を知り残念でなりません。ご冥福を心より御祈り申し上げます」と投稿。
漫画原作者の小池一夫さんは、「漫画アクションの初期に『ルパン三世』と『子連れ狼』で人気争いをしたライバルでもあった」と振り返り、「淋しくなるなあ」と故人を悼んだ。
アニメ版「ルパン三世 PART5」で脚本を務めたアニメ脚本家の大河内一楼さんは、「最後の最後に、お仕事を御一緒できたことは、とても光栄で幸せなことでした」とツイートした。
叶姉妹さんも17日、ブログを更新。叶恭子さん、美香さん姉妹揃って人気キャラクター「峰不二子」のコスプレ写真を披露した。
「私達をワクワクする世界観を魅せてくださり本当にありがとうございました。謹んで哀悼の意を表すとともに心より感謝を申し上げます」とメッセージを送り、「W峰不二子にて心より愛を込めて」と結んでいる。
2014年に公開された実写版「ルパン三世」で、銭形警部役を演じた俳優の浅野忠信さんもInstagramを更新。モンキー・パンチさんとの2ショット写真を投稿し、「ありがとうございました」と感謝をつづった。