こちらもおすすめ>>「そのほくろ、がんかも」ホッケーファンに伝えられたスタッフ、命の恩人と奇跡の再会
アイスホッケーの試合を中継していたTVレポーターが見せた「片腕の守り」が話題になっている。
中継に割り込もうとしたファンを、まるでアメフトのスティフ・アーム(ボールを保持している選手が、持っていない手で相手の守備選手を押し除けること)のように「撃退」したのはCBSマイアミのスポーツ記者、サマンサ・リベラ氏だ。
リベラ氏は、6月5日に開かれた北米プロアイスホッケーリーグ(NHL)スタンレー杯のベガス・ゴールデンナイツv.s.フロリダ・パンサーズの試合を中継。
試合のハイライト振り返っていた時に、1人のファンがテレビに映ろうと大きな声を上げながら割り込んできた。
このファンはかなり興奮した様子だったものの、リベラ氏は怯むことなく「ダメです!」と言って、片腕で押し返している。
この「鉄壁の守り」で押し返されたファンは、ほとんど画面に映り込むことができなかった。
リベラ氏は試合後、この出来事について「あなたがどのチームを応援していたかは関係ありません。仕事中は、邪魔をしないでください。私は仕事をするためにここにいるということを尊重してください」とツイートしている。
片腕で中継を守ったリベラ氏の手腕はSNSでも話題に。
「マルチタスクぶりがすごい」「視線も外さず、笑顔も消さず、自分より2倍くらいありそうな相手にNFL級のスティフ・アームをくらわしている」「今夜の試合で一番圧倒的だった」「パンサーズは彼女をディフェンスで雇ったほうがいい」などのコメントがTwitterに投稿された。
試合はベガス・ゴールデンナイツがフロリダ・パンサーズに7-2で勝利した。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。