「草彅さんのギターを借りて…」水原希子、土屋太鳳らが大杉漣さんをインスタで哀悼

芸能界でよく慕われ、なくてはならない存在だったことがうかがえる。

俳優の大杉漣さんが、2月21日に急性心不全で亡くなった。突然の死に、芸能界に衝撃が走った。

「300の顔を持つ男」として、ドラマや映画など様々な作品で活躍した大杉さん。名バイプレイヤーとして、唯一無二の存在感を放っていた。

昨年放送されたドラマ「嘘の戦争」で大杉さんと共演したモデル・女優の水原希子は、「草彅さんのギターを借りて、楽しそうに弾き語りをして、現場の皆を和ませて下さっていました。」と撮影時のエピソードを明かして、胸の内をつづった。

現在、ベルギーで舞台「プルートゥ PLUTO」に出演中の女優・土屋太鳳も、日本での公演の際に楽屋見舞いをもらっていたことを明かした。

お礼を渡すタイミングについて「ヨーロッパから帰ったらなん思っちゃいけなかったんだ」と悔しさを滲ませた。

あまりにも突然で あまりにも早くて あまりにも寂しいです。 舞台「プルートゥ PLUTO」にも 心を寄せてくださって 楽屋見舞いまでくださって 私は御礼を ヨーロッパから帰ったら お送りする予定でした。 ヨーロッパから帰ったらなんて 思っちゃいけなかったんだ ドラマ「お迎えデス。」は 様々な話し合いを経て オンエアや撮影が行われた作品で でも私はその中で 他の作品の世界と行き来していて 大杉漣さんは、そんな私に いつもあたたかく声をかけて 励ましてくださいました。 初めて演技を拝見したのは 「がんばっていきまっしょい」。 ドラマと映画、 それぞれ違う役で出演なさってました。 特にドラマでの 愛情表現が苦手なお父さんの演技が すごく好きで、心に残ってます。 だから 映画「赤々煉恋」で御一緒できた時は 本当に本当に嬉しかった。 難しいテーマだったけれど 虫男の声を担当してくださるのが 大杉漣さんなんだ、と思うと なんだかホッと出来るというか 大丈夫な気がするというか 現場でご一緒してなくても 胸をお借り出来るような 不思議な安心感を感じてました。 「お迎えデス。」のこと この間も 思い出してたのに... 心から 感謝をお伝えしたいと思います。 本当にありがとうございました...! 応援してくださった舞台と役を やりとげるためにも ベルギーでの初稽古 踏んばります。

土屋太鳳さん(@taotsuchiya_official)がシェアした投稿 -

大杉さんはこれから公開予定の作品にも出演している。元AKB48で女優の川栄李奈は、「一緒に舞台挨拶立ちたかったです」と悲痛な思いを投稿した。

ほかにも年代や性別、活躍するジャンルを問わず多くの芸能人から哀悼の投稿が相次いだ。若手女優たちから寄せられた言葉や写真からは、大杉さんが芸能界でよく慕われ、なくてはならない存在だったことがうかがえる。

これからも作品の中で、そしてたくさんの人の思い出の中で、「大杉漣」は特別な存在であり続けるだろう。

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