この製品を搭載した車が燃える火事が4件起きており、同社はリコールの理由について、内蔵のリチウムイオン電池から煙が出たり発火したりする恐れがあると説明している。
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リコールの対象となるのは、同社が2012年10月から13年8月に販売したドライブレコーダー「DRY-FH200」。メーカには、電池が「膨張する」「熱くなる」といった苦情や相談が100件以上寄せられていた。
これまでに、この製品を搭載した自動車の火災が4件報告されている。このうち、2017年5月に兵庫と神奈川で起きた2件について、経済産業省は製品の内蔵電池から出火したとみて詳しい原因を調査している。
同社は公式サイトで「皆様には多大なご迷惑ならびにご不便、ご心配をお掛け致しますこと深くお詫び申し上げます」と謝罪し、製品の使用中止と交換の申し込みを呼び掛けた。
対象製品を利用している客に対して、同社製のドライブレコーダー「DRY-ST1000c」と無料で交換する。
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問い合わせは、同社のドライブレコーダー交換窓口「0120-027-535」へ。同社のサイト上でも交換を受け付ける。
消費者庁もホームページやTwitter上で、製品の使用中止と交換をするよう注意喚起した。