人気テレビ番組『ジ・オフィス』に出演したアメリカの俳優レイン・ウィルソンさんが1月19日、空港で膝の上に置かれていたというメッセージをXで公開した。
そのメッセージは紙ナプキンに手書きされており、ウィルソンさんは置いた人物に気づかなかったという。
投稿された画像の紙ナプキンには「『ジ・オフィス』のおかげで人生で最も暗い日々を乗り越えることができました。感謝してもしきれません」というメッセージと、「メラニー(アラスカ航空客室乗務員)」と、差出人の名前らしきものが書かれている。
ウィルソンさんは「PDX(オレゴン州ポートランド国際空港)で誰がこれを置いたのか見ていなかった」と説明し、「アラスカ航空の客室乗務員メラニーさん、お気持ちに感謝します」とお礼をつづっている。
「誰かに影響を与え、感動させ、慰め、鼓舞する番組に参加できたことに謙虚な気持ちになります」
『ジ・オフィス』アメリカ版は2005年から2013年までNBCで放送された人気作品で、ウィルソンさんは主役の一人ドワイト・シュルート役を演じた。
番組終了から10年後の2023年には「撮影当時は自分が映画俳優として成功できないことに対する不満を感じる時もあった」と明かした一方で、ヒット作に出演して素晴らしい俳優や脚本家、監督と仕事をできたことは、類まれな経験だったと振り返っている。
ウィルソンさんは今回の投稿でも、『ジ・オフィス』ような番組に出演できる機会は「めちゃくちゃレア」だと述べた。番組のキャストや脚本家、スタッフ、視聴者などへの感謝を伝えた一方で、最後に「とはいえ、ナプキンに書いたメッセージをくださいという公開募集ではありません」とも述べている。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。