「日中の雨量はすでに十分であることを鑑み......」
2017年12月から1月の期間、フランスでは、59年ぶりに最大降水量を更新していた。
西部の地、ヴァンデ県・シャランも例外ではなかった。市長のセルジュ・ロンドー氏は、連日の雨や雪にうんざりしていた。本当にうんざりしていた。
そこで何を思ったかこの市長、市の公式Twitterアカウント上で、ある条例を発表した。
なんとその条例は――「月曜日から日曜日の昼間の日照」を義務づけるものだ。
もちろん冗談なのだが、形式はホンモノそっくりで、署名や公印まで付す気合の入れようである。
Advertisement
日照の義務に関する市の条例
しかし市長も太っ腹で、1週間のうち3晩だけは「地下水の水位を保つため」、雨が降ってもよいとしている。
我々にできるのは、条例の施行を担当する市の職員や、県憲兵隊の指揮官、市警察の責任者の健闘を祈ることだけだ。
もしかすると彼らに、仕事がふってくるかもしれないのだから......。
ハフポスト・フランス版より翻訳・加筆しました。