九州から東海は大雨に警戒 梅雨前線北上、土砂災害の危険も

一連の大雨で土の中に多くの水分が含まれているため、すでに土砂災害の危険度は高く、7時30分現在、7県に土砂災害警戒情報が発表されています。

今日9日(木)は梅雨前線が北上し、再び雨が強まっています。これから明日にかけて強い雨のエリアは拡大し、九州から東海で大雨に警戒が必要です。
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すでに土砂災害の危険度は高い

土砂災害危険度
土砂災害危険度
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 梅雨前線に伴う活発な雨雲は昨夜から太平洋側にかかりはじめ、今朝には今朝には九州の一部や四国から東海にかけての太平洋側まで拡大してきました。最も雨が強いのは近畿や東海で、7時30分までの1時間の雨量は、静岡県浜松市・佐久間で38.0mm、京都府京都市で37.0mmを観測しています。


一連の大雨で土の中に多くの水分が含まれているため、すでに土砂災害の危険度は高く、7時30分現在、熊本県、愛媛県、静岡県など7県には土砂災害警戒情報が発表されています。
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九州の多い所では48時間で500mmの雨のおそれ

予想積算雨量
予想積算雨量
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今日の午後から明日10日(金)にかけては西日本から東日本の広い範囲で断続的に雨が降り、2日間の雨量は九州や四国など多い所で300mm以上が予想されています。局地的には500mmに達するおそれもあります。

また、静岡や和歌山、広島なども雨量が多くなり、大規模な土砂災害が発生してもおかしくありません。河川の増水や氾濫による浸水と合わせて厳重な警戒が必要です。

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