"ひとり芸日本一"を決定する『R-1ぐらんぷり2018』の準決勝が12日、東京・ニッショーホールで開催された。準決勝終了直後に決勝進出者の発表が行われ、カニササレアヤコ、河邑ミク、霜降り明星・粗品、濱田祐太郎、おいでやす小田、おぐ、ルシファー吉岡、チョコレートプラネット長田、紺野ぶるま、ゆりやんレトリィバァの10人がファイナリストに選ばれた。
大会常連組、実力派芸人が顔をそろえるなか、最初に名前を呼ばれて登壇したカニササレアヤコは、フリーの芸人兼OL。「普通にOLをやっている。仕事は、ロボットエンジニア。Pepperくんの脳内を操っています」と明かし「部長の評価が上がるように頑張りたい。ボーナスが上がればいいな」と、リラックスした様子で意気込んだ。
中でも注目なのは、盲目の漫談家・濱田祐太郎だ。「僕は生まれつき、目がよく見えない。決勝に残れたので頑張りたい」と語りつつ、霜降り明星・粗品の「僕だけ靴が汚い」というボケに「僕は靴が見えないのでピカピカなのかわからない」と、かぶせて笑いをさらっていた。
その後に行われた本番のネタ順抽選では、Aブロックのトップバッターにルシファー、カニササレ、小田、おぐ、Bブロックに河邑、長田、ゆりやん、復活ステージ2位、Cブロックに濱田、紺野、粗品、復活ステージ1位となった。
プロアマ問わず一人芸の面白さだけで競う今大会には、史上最多となる3795人がエントリー。司会は15回連続の雨上がり決死隊とフジテレビの宮司愛海アナウンサーが担当。決勝戦の模様は、3月6日の午後7時からカンテレ・フジテレビ系全国ネットで生放送される。
第1回は、当時芸能事務所に所属していなかった、だいたひかるが優勝。その後は、浅越ゴエ(第2回)、ほっしゃん。(第3回)、博多華丸(第4回)、なだぎ武(第5、6回連覇)、中山功太(第7回)、あべこうじ(第8回)、佐久間一行(第9回)、COWCOW・多田健二(第10回)、三浦マイルド(第11回)、やまもとまさみ(第12回)、じゅんいちダビッドソン(第13回)、ハリウッドザコシショウ(第14回)、アキラ100%(第15回)が栄光に輝き、トップ芸人の仲間入りを果たしている。
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