人気アニメ「ポプテピピック」のグッズが1月21日午後3時から東京・秋葉原の「アニメイト秋葉原」で配布される予定だったが、多くの人が詰めかけたことで中止になった。
アニメ「ポプテピピック」公式Twitterは、「沢山の方が集まり過ぎてしまったため、危険な状況と判断」したと伝え、謝罪した。
午後3時20分頃にハフポスト日本版が現場を訪れると、アニメイトの店員が「予想以上に集まったため中止になりました」と店頭で呼びかけていた。
「今期の覇権アニメ」とも言われる人気アニメをめぐり、一体なにが起こったのだろうか。
配布が予定されていたグッズは、アニメ第3話に登場した「クローンポプちん」のお面。主役キャラのひとり「ポプ子」をかたどったキャラクターだ。
公式Twitterは第3話放送終了後の21日未明、「アニメイト秋葉原店頭にて大量配布決定」と告知した。
この日の午後、グッズをもらおうとアニメイト秋葉原を訪れた都内在住の男性(19)はハフポスト日本版の取材に、現場の様子をこう語る。
「午後3時から配布が予定されていましたが、その時点でグッズをもらおうと詰めかけたファンが詰めかけていました。中央通りの歩行者天国が、人で埋め尽くされていました」
「配布がはじまり数十枚は順番に配っていました。先頭に並んでいたのは徹夜組だったようです」
配布と前後して、「ポプ子」と「ピピ美」の着ぐるみが登場し、あたりは人が通れないほほどの混雑になったという。
「ポプ子とピピ美の着ぐるみが登場し、付近は混乱。やがて警察官がやってきた。その後、アニメイトから『人数が予想以上に集まったため中止』とアナウンスがありました。『もしもしポリスメン?』状態ですよね」
「配布中止がアナウンスされると、(作中のキャラのように)中指を立てている人もいました(笑)」
また、都内在住の別の男性(18)は、「お面のようなものが、大きなダンボール2箱に入っていたのが見えた」「もし現場が混乱したら、将棋倒しになるかもしれないと思った」と語った。
ハフポスト日本版では、グッズの配布をめぐり混乱が生じた背景について、アニメイトに「取材フォーム」を通じて問い合わせている。