空気が乾燥する季節、スーパーでビニール袋を開ける時に苦労している方が、実は多いのではないでしょうか。特に厄介なのが、お肉やお魚を入れたりする透明の袋。
ウェザーニュースでは、2019年1月21日〜22日に「冬はスーパーのビニール袋を開けられる?」との調査を実施しました。
全体のおよそ半数は「手を湿らせている」
10,127人の回答を集計したところ、「手を湿らせないと無理」は全体の47%を占めていることが判明しました。次いで35%は「数回頑張れば開く」、18%は「余裕で開けられる」と回答しています。
男女別に見てみると、「手を湿らせないと無理」は男性45%、女性が50%と、意外と大差はないことが分かりました。
30代を境に「開けられない」が増加
続いて、年齢別に見てみると、年齢が上がるほど「手を湿らせないと無理」の割合が増加。
「余裕で開けられる」割合も、10代20代は40%いるにも関わらず、30代を境に半分以下に減少していることが分かります。
袋を開けられるかどうかは、指先の潤いがポイントのはず。お肌の曲がり角は25歳なんて言われていたりますが、指先にも表れていたとは...。
何で手を湿らせてる?
対策としては、備え付けの濡れタオル等を利用する方が最も多く、さり気なく指をペロッとする方や手を息でハァーッとする方もいるようです。
ただ、濡れた状態で長時間置いてあるタオルなどは、インフルエンザやノロウィルスなどが気になる季節柄、衛生面が心配という回答も少なからずありました。
そんな場合はこんな裏技を使っているようです。
・買った物に濡れ物(冷食、お豆腐)が有れば、さりげなくそれを触って湿らす。
・子供と一緒に買い物にいくから、子供に頼んで開けてもらう。
・セロテープを両方に付けて開ける時もあります。
なるほど...
乾燥している時期は、どうにか試行錯誤しつつ、袋を開けている方が多いようですね。
関東など太平洋側では、年明け以降少雨傾向が続いています。この先も乾燥状態が続く予想のため、まだまだビニール袋との格闘は続いてしまいそうです。
(2019年1月27日「スーパーのビニール袋 乾燥する冬は2人に1人が自力で開けられず」より転載)
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